●「赤ちゃんの夜泣き」って何?

「夜泣き」は、夜中に赤ちゃんが泣くことがだと思われていますが、正確には「夜中に原因もなく泣く」ことをいいます。
赤ちゃんの「夜泣き」は生後2〜3ヶ月から1歳半ぐらいの時期が多く、どのようにしてもなかなか泣きやまないのを「夜泣き」といい、寝るまでは機嫌よくしていても夜中に突然に泣きだしてしまうことがあります。
夜泣きする時間帯や夜泣きが続く期間も赤ちゃんで違い、大泣きする赤ちゃんもあれば、グズグズ泣く赤ちゃんもいます。
また、一度泣き出すとなかなか泣き止まず寝付いてくれないので、育児中の親の悩みの一番になっているかもしれません。
一般的には生後6〜8ヶ月頃になると夜泣きを訴えるケースが多く、原因も判らずこれという決定的な解決策がないため、育児ママ、パパの悩みの一つになっています。
しかし、病気ではないため、成長していくにつれ治っていきますので心配しないでくださいね。これは赤ちゃんの睡眠がリズムを作っていく成長の必要過程なので、「夜泣き」は、発育期の赤ちゃんに見られる当たり前のこととして大きな気持ちで「夜泣き」を受け入れる気持ちを持つことも大事です。
でも、夜中に突然に赤ちゃんが泣きだしたからといって、全てが夜泣きとは限らないので、体調が悪くて泣いているのか、何か他の原因で泣いているのかの判断も必要となります。
赤ちゃんが泣きだす理由としては、
・お腹が空いた。
・おしっこやうんちをして気持ちわるい。
・暑すぎる、もしくは寒すぎる。
・怖い怖い夢を見た。
・部屋が明るすぎる、または暗すぎる。
・肌着などがチクチクして不快。
・おむつかぶれや湿疹などで痛み、かゆみなどがある。
のような理由が挙げられますが、このような理由がはっきりしている場合はすぐに対応してくださいね。
しかし、泣き方が普段とどうも違うと感じたら、何かの病気という可能性もありますので、自分なりの判断をしないで緊急病院などで診察してもらうようにしましょう。

●「赤ちゃんの夜泣き」の原因は?

赤ちゃんは、なぜ夜泣きするのでしょうか?
残念ながら、赤ちゃんの夜泣きの原因は、まだはっきりとは分かっていません。
夜泣する赤ちゃんがいる反面、夜泣きしない赤ちゃんもいるし、夜泣きする赤ちゃんと、しない赤ちゃんは、何が違うのでしょうか?
毎日のように夜中に、しかも何回も赤ちゃんの夜泣きで起こされていては、育児中のパパもママもクタクタになってしまいますよね。
では、赤ちゃんは夜泣きするのでしょうか。
どのような場合にせよ、赤ちゃんは自分の意思をパパやママに話すことができませんので、「泣く」という行為で自分の気持ちを伝えていると思います。
子育てを経験したサイト管理者の個人的意見なのですが、赤ちゃんは、元々明るい天国で暮らしていた存在なので、夜、特に真っ暗い所が嫌いで、怯えたり怖かったりして泣いているのじゃないかと感じています。
一般的に、赤ちゃんの「夜泣き」の原因として挙げられているのは、
「赤ちゃんが昼夜逆転のような睡眠覚醒リズムの状態になり夜泣きする」、「赤ちゃんが睡眠障害になっていて夜泣きする。」の2つの要因が考えられているようです。
人間には、体内時計というものがあり、この体内時計が毎日リセットされないと睡眠覚醒リズムが昼夜逆転の状態になって、赤ちゃんが夜泣きすると考えられているようです
また、昔と違って最近では、夜になっても室内が大変明るいので、赤ちゃんが睡眠障害状態となって「夜泣き」をすることも一因とされていて、日中の昼寝が長すぎたりすると夜に目が冴えて寝付いてくれなかったり、夜泣きの原因になったりすることもあるようです。
いずれの原因であるにしても育児奮闘中のパパやママは大変だと思いますが、「夜泣き」は必ず終るときが来ますの頑張って乗り越えていきましょうね。


●「赤ちゃんの夜泣き」の対処法・予防策は?

まず、最初にやって欲しいことは、兎に角、赤ちゃんを安心させてくださいね。
育児中は、ご両親も精神的に大変だろうとは思いますが、親の気持ちは赤ちゃんにストレートに伝わりますので、気持ちを大らかにして赤ちゃんに接することが大事です。
夜泣きしている赤ちゃんを抱っこして安心させてあげましょう。そして、赤ちゃんの名前を呼んであげたり「パパやママはここにいるから大丈夫よ」などと優しく話しかけてやることも必要です。
特に育児中のママは睡眠不足がちで辛いと思いますが、イライラした気持ちでは赤ちゃんも泣き止みませんので、大らかな気持ちで赤ちゃんに接するようにしてください。
それから、夜泣きの予防策として、特に夜泣きする赤ちゃんは、晴れているなら日中はなるべく戸外に連れて日を浴びさせるのは、体内時計をリセットするのにも有効です。
赤ちゃんの体調や、その日の天気や気温などの条件にもよりますが、赤ちゃんを適度に疲れさせてやることで夜ぐっすり眠るようになったりします。赤ちゃんが元気いっぱいだと、夜ぐずぐずと寝付つかなかったり、夜泣きをしてしまったりする場合もあります。
ベビーカーでコトコトと近くの公園や広場を1〜2時間程度の散歩するだけでも、赤ちゃんに適度な疲れを与えてくれます。
散歩とお昼寝は赤ちゃん大切な要素ですので、赤ちゃんの合わせた生活のリズムを作ってあげることも大切なことです。
赤ちゃんの夜泣きはパパやママを不安にさせたり、寝不足がちになります。でも「夜泣き」には必ず終わりがあります。
必ず赤ちゃんは泣き止みますので、パパとママは、お互いを思いやり協力して育児をしてくださいね。
夫婦のそういう思いやりの心は、「赤ちゃんの夜泣き」の特効薬とはならないかもしれませんが、赤ちゃんを安心させることに必ずつながると思いますよ。
疲れていると、どうしても大らかな気持ちで夜泣きを受け止めることができなくなりす。そうすると、パパ、ママのイライラが赤ちゃんを更に不安させてしまう悪循環となる可能性があります。
赤ちゃんの夜泣きが続くような時は、ママは特に大変です。
そんなパートナーをフォローしてあげるのもパパの大事なお役目です。パパも仕事で疲れているとは思いますが、ママに優しいねぎらいの言葉をかけてあげたり、交代でフォローしあったりしてくださいね。
最後にもう一度言いますが、「夜泣き」には必ず終わりがきますので「赤ちゃんの夜泣き」を頑張って乗り越えてくださいね。

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